青い海の伝説 第20話 あらすじ①「永遠に続く伝説」+Cap104枚

1/29/2017

青い海の伝説 第20話 あらすじ①




1つだけ約束してくれ。
行くとしても、俺の記憶始めた消さないでくれ」
「どうして?」

「お前が言ったんだろ。
忘れてしまって愛せななくなるよりは辛くても愛する方がいいって。
それにお前との記憶あるから送り出せるんだ」

「それではあなたが辛くなるわ。
私は一生帰れないかもしれないのよ。
私の生死も知らずずっと待つことになるかもしれないわ」

「待っても戻ってこれなかったら俺が生まれ変わる。お前もそうするだろ。
俺の愛は俺の人生より長いって言ったよな」

「あなたには辛く生きて欲しくないの」
「お互いを覚えてるなら帰る道に迷わず、
いつか必ずまた会えるよ」

「じゃ、選んで。消すも残すもお前が選べばいい」
「選んだわ」

2人は見つめ合い切なそうに口づけを交わした。






静かにジュンジェの家を出るシムチョン。
そこへナムドゥ、テオ、ユランの3人が帰って来て出会う。

「どこ行くんだこんな時間に?喧嘩でもしたか?」
「ちょっと行ってくるわ」
「どこに?」

「これまでありがとうございました、みなさん」
そっと握手を求めるシムチョン。





チンジュ夫妻と娘のエリザベス、そしてシアが出先から帰宅するとシムチョンが待っていた。
「あらどうしたの?そのお嬢さんよね、ホジュンジェさんの彼女」

「あなた、テオの携帯見た?あなたの写真でいっぱいよ!」シアが言う。
しかしシムチョンは取り合わず、みんなに握手を求めた。




シムチョンはコンビニにも向かった。リナとも別れの挨拶をする。
「ここで食べた全てが懐かしくなるわ」

「さようなら」
「さようなら、また来てね、絶対に」

握手を交わして立ち上がるシムチョンにリナが言う。

「もう行くの?」
「まだ私のこと分かるの?どうしてそんなこと?あぁ、忘れなきゃ。」
「何をですか?」
「あなたはおかしいわ。私の声も聞こえるし。なんでかしら」

「夢で見たことがあるんです、姉さんのこと」
「私のこと?」
「はい。夢の中ではお姉さんは人魚だったんです。私もそうだったんです」

「あなたも?」
「はい、お母さんが人魚だったんです。不思議ですよね」

回想
『今日は船を出したらだめですよ、嵐がきます』

『なぜそれを?』
『なんとなくです』

『この子のこういうの当たるんだよ、言うこと聞こう』


「それでどうなったの?」

「その夢を見ると1日中気分が良かったんです」
「よかったわ」
「何がですか」
「伝説じゃなくて、本当の話だったみたい」
シムチョンはユランの聞かせてくれた物語を思い出していた。





『記憶は戻ってくる道しるべだというわ。
世の中で私だけが覚えている、私たちの記憶。
悲しくならないように、消えないように守るわ。
守って、そして戻ってくるわ・・・』

しばらく海を見つめていたシムチョンは、その海に帰っていった。






目覚めたジュンジェはベッドの横に一粒の真珠を見つけた。
おおきな、ピンク色の真珠だったが、なぜここにあるのかわからず、じっと見ていた。

幸せな時にだけ生まれるという、人魚の涙からできるピンクの真珠を。









3年後


ジュンジェの家でそのまま皆は暮らしていた。

「ごはんよ〜」ユランが呼びかけると皆部屋から出てくる。

 「いいにおいだな!これがあるから出ていけないんだよな」ナムドゥ。
 「出ていけって」ジュンジェ。

ふざけながらユランの作る食事を楽しく食べる3人。
ナムドゥが1つの椅子を指差した。

「それにしても、なんでいつもこの席空けてるんだろう」
「さあな」
「いつもそうしてるから、この席の主があるみたいだよ、おかしいな」
「おかしくないって」









ジュンジェはスーツを着て検察官事務所を訪れた。
「どなた?」
「ああ、研修生の?」
「はい、ホジュンジェです。よろしくお願いします」


チンジュの家でのお茶会。
「この姉さんの息子さんはロースクールまで行って、そしてご自分の持ち分で少年少女のための財団まで作ったのよ」

「いいえそんなたいしたことでは。息子が苦労してたので」
「ほら、こんなにいい姉さんなのよ。
 姉さんのおかげでいい投資もできたし、前世では姉妹だったのかしら?なんて冗談ですわ、コーヒーおかわりいります?」
「私が」
「私がやりますよ、待っててくださいね」













検事室で実習中のジュンジェ。昼時になった。
「おお、誰から食事に行く?」
「お先にどうぞ」

先輩たちのやり取りを聞いてジュンジェが尋ねた。
「一緒じゃないんですか?なぜ別々に?」
「検事にとって、大切なことはなんだと思う?」
「正義感?」
「それもあるけど、絶対に事務室を空にしないことだよ」

「何故ですか?」
「昔詐欺師に事務所荒らされてさ」
「なぜそのようなことが?」
「お昼皆で行ってさ、部屋を空にしたんだ。あれは3年前だったかな?」
「そうですよ」
「俺の部屋でで検事のふりした奴がいるんだ」

「本当ですか?鳥肌たちましたよ。どうしてそんなことになったんでしょうね」
「俺が5分早く着いてたら捕まえていたのに、信号機が壊れてさ」
「あれが壊れて修理したんじゃないんですか?」
エレベーターを指差すジュンジェ。

「エレベーターじゃなくて・・・ああ、そうだそれだ、どうして知ってるんだ?」
「・・・同じような事件があったらしいですよ・・・」
「そうかとにかく、それで信じられなくなったんだよ」
「俺がそういうやつらを全部捕まえますよ」





容疑者の取り調べ。
「一人につき500万ウォンくらいの損害がでてます」
「でもここのアドレス、事務所とかじゃありませんね」
「仕事してたら上手くいかなくなったりしますよ」
「これって元金は残りますよってことじゃありませんか?」

「このチェ社長さんですが、博打もやったりしてますね。最近どれくらい損したのか分かりますよ。
3000人以上絡んでるみたいですね」
「あっちに知り合いがいるのか」
「いいえちょっと聞いたことがあっただけです」
先輩検事も驚くくらい、詳しく調べてしまったジュンジェ。




 退勤時間になり、先輩と一緒にロビーまで降りて行くと、ホン刑事がジュンジェを待っていた。
「それじゃまた明日、失礼します」
 見つけると途端に笑顔になり、挨拶もそこそこに走り寄る。









2人仲良く出て行くと食事をするために店に入った。久しぶりの再会だった。

「どうやって分かったんです?忙しいだろうからって連絡してなかったのに」
「おまえもだろ、勉強大変だったか?」
「もちろんですよ」
「お前が男だからよかったけど、変なこと言っていきなり消えて怖かったぞ、おかしくなったんじゃないかって」
「そのときのこと思い出そうとしても思い出せないんです」
「最近どうしてんだ、ナムドゥは?」


そのナムドゥは、セミナーを開いていた。
たくさんの奥様方がナムドゥの話に聞き入っている。

「脱法と合法の間をすり抜ける、そういう授業ですよ。
録音と撮影はご遠慮を。胸に刻んでくださいね。
死はは避けられませんが、税金は避けられるんです」

しばらくするとナムドゥも加わった。
「もう始まってたのか、ここも同じのを一つ!」

「お前、講義とかいいながら詐欺やってるのか?」
「やってません、こいつに捕まるのはごめんですから。いきなり公務員になるって言い出して
びっくりしたんだぞ」
「全部俺のおかげだろう。ホジュンジェが俺に出会って『ああ生きていかないと』って、思ったんじゃないか?」
「違いますよ!」
「いきなりなんだよ、検事とか、極端すぎるじやないか」
「さあな、きかっけがあったみたいだけど、それが思い出せなくて」
「肉も頼んでいいですか」
「ああそうしろ」











ジュンジェの家に場所を変えた3人。テオも加わった。
「お前ももうやめたんだよな」
「テオはもう白ですって、ばぐ・・・なんとかやってますから」
「なんだそれ」
「企業のハッキング対策ですよ、わからないでしょ?」
「よくわからないけど、へんなのはやめろよな」
「変なことなんてないですよ!ところで俺の携帯は?」
「またか!それコントロールできないの?」

「何か無くしたものがあるんだよ・・・」
「おい!こいつ!!酔ったらこうなるのか?」

ジュンジェがホン刑事の肩を抱く。困惑するホン刑事。
「どこに行ったんだ!!!!」
「どうしたんだよ」
「誰も今日は家に帰さないいぞ!」
「今帰らないと明日出勤できないから」
「だめだ、夜が明けるのを見ていけ〜」

ナムドゥは元カノに電話中。酔った時のナムドゥの癖。
「旦那と?結婚したのか?そうか悪かったな・・・」

 テオは目の前にあるカップをそっとポケットに忍ばせようとするが焦点がうまく合わず失敗ばかり。これも酔った時の癖。

「どうしたんだ?」
「会いたいんだ・・・・・」
「誰に?」
「会いたくてたまらないんだ・・・」
空を仰ぐようにして泣き出すジュンジェ。












「またあいつ!
刑事さん、あいつ変なクセできて、酒飲むと泣くんですよ。
次の日聞いても思い出せずにいるし。
一体誰に会いたいんだよ、酒飲んだら誰に会いたくなるんだ!」ナムドゥが叫ぶ。

「ジュンジェはあの時からおかしくなったんですよ。
あの部屋入ってぼんやりしてるし。
海に行くんですよ、朝なら日が登るのを見るために、日が沈む頃になると、日が沈むところを見るためにって。
なぜかって聞いてもわからないって

一体誰にそんなに会いたいのか・・・」












宅配配送係は海辺のベンチに宅配を届く。
「ここにおいてきますね!配送完了ですよ!」

宅配で届いた洋服に着替え、トイレのエアータオルで髪を乾かす女性がいて、入って来た人が驚いた。
「すみません、気にしないでどうぞ」
シムチョンだった。

「ネットショッピングいいわね!」
「あの観光バスだわ!」
「この匂い。戻ってきた感じがする。
 あら、あの建物、いつ建てたのかな?」

久しぶりに戻ったソウルを歩くシムチョン。
真珠を宝石店で換金も済ませた。





魚屋の店先のイワシの水槽に顔を寄せる女の子を見つけたシムチョンは話しかけた。
「どこからきたの、あなた?」
「なんですか?」
「どの海からきたの?」
「どうしてそれを?」
「答えて」
「質問したのはこっちよ」
「セジュの方です」

今度は初めてソウルに来た後輩人魚に指南する番になったシムチョン。
女の子を連れて店に入り、刺身を注文して食べ方を教える。
ここに来たわけを女の子に聞き、自分の経験を話した。

かつてユジョンフンが自分に色々と教えてくれたように。
そして自分が愛する男のために銃で撃たれたが海に戻って元気を取り戻してまたこのソウルに来たのだと話す。すると、女の子は聞いた。

「姉さんが戻って来たこと、その人は知ってるんですか?」


あらすじ20-②に続く → こちら








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