イ・ミンホ主演「青い海の伝説」第16話あらすじ①「プレゼントした靴が向かう道」+Cap89枚

1/21/2017
 

「青い海の伝説」第16話あらすじ①「プレゼントした靴が向かう道」












ジュンジェはとうとう母の元に歩み寄った。

母はジュンジェに抱きつき「ごめんね」を繰り返す。

シムチョンは思った。
『ここに来て知ることになった多くの言葉のうちで最も素敵な言葉は、ハッピーエンド、今この瞬間は確かにハッピーエンド・・・

だけど人生が与える希望であり絶望は、時間は流れ去り、瞬間は過ぎ去るということだ。
それは、少しの間の鮮やかな幸福の、その後にどんな瞬間が待っているのか、
誰も知りようがないということでもある・・・』
と、シムチョンは思って見つめている。






母子はカフェで向かい合って座って話していた。
「体はどうですか?健康なのですか?」
「あなたは?」
「僕は大丈夫です」
「ごめんね」
「ごめんねという言葉、やめて」

「お前をあそこに、置いて出て来るんじゃなかった。
お金持ちの父親がちゃんと育ててると思ってたのに、
留学してよく暮らしてるんだと思ってたのに」
「留学に行ってないけど、僕なりにちゃんと暮らしてたよ、良い人達にも会ったから」
「高校のときに家を出たって?どうしてそうしたの?少しくらい我慢して暮らさないと!」

「母さんに会いたくて、とても会いたくて・・・
すぐに探せると思ってたんだ、僕は・・・
だけど、いくら探してもいなかった、ありとあらゆることを考えたよ・・・
もしかして亡くなったのかもとか。
だから、ごめんねという言葉はやめて、
このように元気でいてくれただけでも、とてもありがたいから」
泣き続けるユラン。

ジュンジェはユランの隣の席に移り涙を拭き抱きしめた。
「ところでうちの母さん、かなり小さくなられたね、僕が幼かった時は、
僕がいつも母さんの懐に抱かれたのに、もう僕が毎日抱いてあげなきゃいけないね」

「どれだけ大変だったのか、10歳の泣き虫息子がこんなに大きくなる間。
その長い歳月一人で母親もなしに、どれだけ大変だったのか・・・
母さんはそんなことも知らずに」
「だから、もうどこかへ行っちゃダメだよ、離れていたら何も分からないじゃない、
だから、どこにも行っちゃダメだ!」






シムチョンは先に家に戻り、皆にジュンジェの母親が見つかったことを知らせた。
シアの家のおばさんがジュンジェの母親だと聞き、
すごく探したのにこんなに近くにいたとは夢にも思わなかったとナムドゥは驚いた。

「誕生パーティーはどうするの?曖昧になったわ」
「よりによって今日に決めてさ」
「私が日を決めたのが先で、後からホジュンジェが母親に会ったんだけど!」
「確かにそうだな」

オンニにおかわりを頼まれ渋々立ったナムドゥは、足をぶつけてしまい、プールでの件を思い出しそうになる。

『おかしいな、何だこれは?確かに何かがあるんだけど、チョンに関係すること』









家に戻ってくる母子。

「夢にも思わなかったわ、この家にお前が住んでるんだということ」
「僕もわからなかったよ、この前に、母さんが作ってくれた食べ物を食べておいて、
味が似てるとだけ思ってたよ、母さんが作ってくれたものだったなんて」

「ひょっとしてチャシアさんはお前の彼女なの?」
「え?違うよ、シアはただ僕の大学の同期だよ」
「そうよね?チョンさんでしょ?」
はにかむジュンジェ。

「見て、この子ったら笑ったりして。そんなに好きなの?あら、ところで、もう一緒に住んでるの?」
「あの子が事情があって、行くところがないんだ」
「縁というのは本当に不思議ね、私はチョンさんに何度も助けてもらったの。
スリに遭ったときも助けてくれて、気を落として歩いてて車に跳ねられそうになった時も助けてくれて」

「どうして車に跳ねられそうに?
あ~、チョンも母さんも、車がくればよけなきゃならないという気にはならない?
気をつけてよ、お願いだから」
「そうね、わかったわ、ところでお前、どうやってこんなに良い家に住んでるの?」
「僕、お金たくさん稼いだんだ、ここは賃貸だけど・・・
母さんと一緒に住む家程度は、僕が用意できるよ、だからもう大変な仕事はやめて、
僕と一緒に住んで」
「どんな仕事をしてるの?私のジュンジェは?」

一瞬顔を曇らせるジュンジェは素知らぬふりで扉を開ける。
「ただ、あれこれと・・・さっ、入ろう」













誕生パーティーが始まる。
ケーキの蝋燭を吹き消そうとするシムチョン。

「あ~、お願い事をした?」と、ジュンジェ。
「ああ、お願いね!ここで長い間ホジュンジェと幸せに暮らしたい!」と、シムチョン。

ジュンジェが笑う。

「心の中で願ってこそ叶うんだぞ〜」と、ナムドゥ。
「大丈夫さ、声に出して祈っても叶うさと」ジュンジェ。

改めて吹き消したあと、シムチョンは母子の再会を祝ってと提案して、今度は母子が吹き消す。
その後英単語の試験で100点を取ったユナも吹き消して祝う。

シアに来いという誘いの電話を入れるナムドゥ。
シアはジュンジェが母親と再会したことを聞いて普通ではいられない。











パーティは終わり、皆が帰って行った。
ナムドゥはシムチョンに
「お前の友達はどうしてみんなああなんだ?まともな人はいないのか?」
「どうして?私好きなんだけど?ここに来て付き合った友達はみんな好きよ!
ホジュンジェのお母さんも私の友達よ!」
「おい!どうしてうちの母さんがお前の友達なんだ?」
「友達であってるわよ!」
「ほら!私達友達なのよ」
「おい!うちの母さんとお前が友達なら、俺は何になるんだ?」
「この家は段々とおかしくなってるな」

4人はワインを飲み始める。
ナムドゥがユランにどれだけお母さんを探したかと話している。

「離婚して数年外国を飛び回ったあとお金を使い果たして帰国してからは、
他人の家にだけ住んでいたから見つからなかったのね」
「それはそうと、同じ高校を出たカンジヒョンと言う人をを知りませんか?」
「あら、すごく知ってる人、お前も知ってる人よ、ジュンジェ、お前の継母よ」

「改名したのなら記録があるはずだが」
「そこまではわからないけど、学校に通っていたときはカンジヒョンだったわ」
「脱出犯マデヨンと関連があるようなんですが」

「どんな関係なの?」とシムチョンが聞くとジュンジェがとめる。
「もう止めろ、別に何でもない、知り合いの刑事さんが尋ねてただけだから」






シアは家の前まで来ていたが入ることができずにいた。
そこへテオが戻って来たので、一緒に飲みたくないという彼を無理やりに酒に誘って連れて行った。

「うちのおばさんがジュンジェのお母さまだということを知っていたの」
「なのにどうして言わなかったの?」
「おばさんへの振る舞いがこれまですごく悪かったの。
仲良くできてなかったの。
そんなところで知ることになったのよ、ジュンジェのお母さまだということ。
それで、お母さまとどうにか関係を回復してから事実を打ちあけようとしたんだけど、
もう終わったわ!ジュンジェがこのことを知れば、私のこと友達だと思えなくなるでしょう?
消えろと言うでしょう?」

こんな女には愛想をつかせてさっさと好きな気持ちを捨てろとシアはテオに言い、
テオはそんなシアを見つめていた。





ジュンジェはホン刑事に電話で報告した。
「母さんが知ってたカンジヒョンは俺の継母だよ、
もしも、その人とマデヨンが未だに関連があるのなら?」
「それなら、マデヨンがお前を狙ってきたのは、お前の継母の指示だって?
どうしてお前を殺そうとするんだ?」
「おそらく財産問題だと思います」
「財産?どれだけ金持ちならお前をどうこうしようとするんだ?
なに?こいつ、また詐欺を働くんだな、コラ!懲らしめるぞ!お前の父親は財閥なのか?
えっ?なに???ほんとか?」

「それが重要なんですか?今?すぐに参考人調査できないのですか?」
「決定的な証拠なしに参考人として召喚するのは難しいぞ、
したところで俺たちが相手を疑っているということを教えることにもなるし、
どうにも用心深くしないと・・・証拠を掴むまではな」
「わかりました、俺のやり方でやります!
証拠探して、一日でも早くすべて明らかにするんです」








一命をとりとめたナム部長。
自発呼吸があったときのことだったので大事にはいたらなかったこと、
いつか突然目を覚ます可能性があるということ、を医師から聞く妻。

その時ナムは自分の前世の夢を見ていた。
何か書類を持ち出している自分。

追手はチヒョンとナムドゥの顔をしている。

指が動く。








チヒョンは家に帰り母に尋ねた。
「僕の父さんはその人なの?マデヨン?そうなの?」
「必ず答えを聞かないといけない?」
「ああ」

「本当にわからないわ、チヒョン。
あんたはただ何も知らず、何もせず、ただ待っていれば、
母さんがすべてしてあげるのに、
何がそう気になるの?」

「僕がそんな人の息子ということが!!!とても嫌だから・・・
それなら僕は、永遠に日の当る場所に出て行けない、
汚い苔のように感じられるから」

「チヒョン!聞いて。
母さんには、双子の姉さんが一人いたの、
同じ日同じ時に生まれて、同じかごに込められて、孤児院に捨てられたわ・・・
姉さんは、とても良い家に養子に行ったのに、私はそうならなかったの。

酒さえ飲めば家族たちを殴る父親、無気力な母親。
終わりが見えない貧乏と、前が見えない暗鬱な未来。
その状況でも、私に有利な事実が一つあったの」


 回想
  朝、起きてみたら父が死んでいた高校時代
  夫をなくし未亡人となった若い頃

 「みんなは弱者の話なら、真実だと信じたの。
だから母さんはそれ一つ武器にしてここまできたの、とても疲れて遠い道だったわ。
チヒョン、母さんはお前を遠回りさせたくないの、
マデヨンだろうと、ホイルジュンだろうと、ただの近道なのよ。
そのままその近道を歩んで、お前が出て行きたい日の当る場所に出て行って!
出て行って、苔でなく華やかな花として生きて!そうすれば良いのよ」




シアを家まで送って帰るテオは、ジュンジェに告白することを進める。
気持ちの整理をつけるためにと。
シアはテオの言葉に少し戸惑いつつ話を素直に聞いていた。






ユランは息子に再会したことをチンジュに電話で話した。
シムチョンはナムドゥにジュンジェの継母とマデヨンの話を聞いて、
ホジュンジェが本当に孤独だったようだと思う。

そしてナムドゥは気にかかることがあった。
『何かが引っかかるんだよな、あ~、プールであの日何か確かにあったんだけど・・・
(泣いてみろ!)どうして泣いてみろと言ったんだろ?
俺が?涙?涙だって?』








ユランを自分の部屋に案内するシムチョン。
今夜一緒に寝る約束をして、見つけたプレゼントをあけた。
ジュンジェからだった。

『俺の愛するバカへ
俺のそばへ苦労して来てくれてありがとう
これからきれいな靴だけ履いて、良いところだけ歩かせてやるからな』

早速靴を履いて喜び、ピンクのタコのぬいぐるみも見つけた。
「あら!あんたうちに来たのね、ついに!」

ユランはシムチョンをハグした。
「チョンさんがこのようにジュンジェのそばに居てくれて、本当にありがたく頼もしいわ」
「私もよ、私もお母さんがホジュンジェのそばに来てくれてありがたく頼もしいわ。

だけどもしも、何か起きて私がホジュンジェのそばにいなくなっても、
お母さんはどこかに行かずに必ずそばにいないといけないわよ」
「ん?どんなこと?」

「ただ、もしもよ」
そっとシムチョンは言ったのだった。



あらすじ16-②へ続く →こちら








Share this

Related Posts

Previous
Next Post »