[あらすじ]青い海の伝説第10話①「少年は人魚の声を・・」Cap133枚

12/19/2016

[あらすじ]青い海の伝説第10話①「その少年は人魚の声を聞きました」+Cap133枚
















研究室の中でジュンジェはダムリョンの肖像画と対面していた。

そこにはにメッセージが残されていた。

『もしそなたが次の世の私なら夢から覚めた後、この言葉を覚えていてほしい。
全ては繰り返される、この世の因縁ががそちらの世でも続く、悪縁も同じ様に…。
だからあのひとを危険な者から守れ』

夢の中で聞いたのと同じセリフだった。

そのとき400年前のダムリョンは絵師といた。

後19日しか残っていない。何をすれば夢の中の彼が私の存在を信じるであろうか……

そして絵師に肖像画を書かせたダムリョンは、その絵を密閉した箱に入れハニャンの母親へと送った。そして庭3m地下深くに埋めるよう指示を出したのだ。

「もし何か私に起こっても決して箱を開けず埋めたままにするように、頼んだぞ」

何かとは何ですかと家来が尋ねると、ダムリョンはジュンジェの言葉を浮かべた。

 『キム・ダムリョン県令となって赴任した同年12月11日27歳で逝去』
と夢の中のジュンジェの読み上げた資料から死期を悟るダムリョンは静かに微笑した。










そして現代ソウル

肖像画の自分に向かって話しているジュンジェ。

「どういうことだ、誰が危険な者で、そのひととは誰だだ?そしてお前だ、お前は本当に俺なのか?夢じゃなくて本当に俺なのか?」


呆然としているシアが声をかけてきて我に返った。
。外に出るとシアがしがみついてきたが電気がすぐにつき、ジュンジェは手を振りほどいた。

そしていったんはシアが肖像画を見ようとしたのを止めたが、イケメンだと聞いていたシアはかいくぐって肖像画を見て、ジュンジェとそっくりなことに驚いた。

ジュンジェはイケメンだとみんな俺に見えるのかとごまかした。

ここに来た事と似ている事は秘密にするようシアに念を押しジュンジェはそこを離れた。



雷はマデヨンの眠りを覚ました。夢見がよくなかったのだ。


















夜遅く帰ってきたジュンジェに抗議するシムチョン。

「ホジュンジェ今何時?」

「今?11時だ」

「門限は8時だったわよね?門限を破ったら帰ってくるなって言ってたじゃない!」

「やーそれは、俺の家に住む借り手にだろ!俺じゃない。俺はオーナーだ!」

「そういう事なの?」

「そうさ。おーなーは思うようにしていいんだ。それがルールさ。もし不公平だと思うなら家を買ってそこで住めよ」

 得意そうにそう言ってベッドにゴロンとなるジュンジェをシムチョンは睨みつける。

 振り返ってその視線に気づくジュンジェ。

「怖いな!そんな風に睨んだらお化け見たいだから止めろよ」
「ずっと見るのよ」

「何で?」
「私の目だから。私がオーナーだから……睨みつけるか普通に見るか私が決める。腹が立っても何も言えなかったら睨むのが私のルールだからよ。」

一気に話すシムチョンに少し笑って
 「何を怒ってるんだ?」とジュンジェ。

「あなたを見たかったのに見れなくて寂しかったから……」怒った勢いのままそういうシムチョン。

 その言葉にジュンジェはクスッと笑うジュンジェ。
「好きにしろ。目が回るぞ」
シムチョンは瞬きしたりくるりと回してみたり…










ジュンジェがERでシムチョンが見た夢について尋ねる。

「一つだけ聞くぞ、どんな夢だったんだ?夢で俺がどうやってお前を助けたんだ?」

だが答えないシムチョンに質問を変え尋ねるジュンジェ。

「助けるにもいろいろあるだろう。高いところから落ちるのを受け止めたとか、沼にはまっているのを助けたとか、ほら、どんな風だった?」

答えないシムチョン。

「あ、いいよ、じゃあさ、時代だ。
いつごろの時代だった?
もしかして俺、昔の衣装を着ていたか?
お前が好きな”王世子の恋人”のドラマで見たような伝統民族衣装を着ていたか?」

「それが……記憶にないの……本当によく覚えてない」
「そうか……そうだよな。自分の名前も覚えてないんだから……わかった。上に上がれよ」

「うん。ホ・ジュンジェ、おやすみ」

上がっていくシムチョンを見て、
「夜通し見ると言ったのに。自分の言葉に責任持たないよな」
と名残惜しそうに呟くジュンジェ。
「変にその気にさせて・・・」

屋根裏部屋で同じ様に呟くシムチョン。
「これが嘘をつく気持ちなのね。ドキドキするけど便利だわ。私の心の声をホ・ジュンジェが聞けなくて良かった」







夢を見ているジュンジェ。

傷ついたセファを救い出すダムリョンの姿。
『悪かった。来るのが遅過ぎた』

はっ、と目が覚めたジュンジェはため息をついた。






ジュンジェが台所へ行くと、真夜中にも関わらずビールを飲んでいるナムドがいた。一緒にビールを開ける。

「この頃本当に変だ」
「キムダムリョンの夢か?ジュンジェ、一番変なのは何か知ってるか?チョンだよ。お前は変だと思わないのか?」

「元々変わってる奴じゃないか」

「チョンは可愛くて優しい子だが……」
と知り合いの医者にシムチョンのX線写真を見せた話をするナムド。

「手違いで写真がすり変わったんじゃない。普段のお前なら疑うに違いないが、この頃のお前はチョンに限って普通じゃないから……」

「それで?」
「友達は同一人物だと言ったぜ。
治るのに6週間くらいかかる筈の骨折が一週間以内にくっついたんだぞ。変じゃないか?」

 「それからこれ見ろ」
シムチョンから取った真珠を見せ
「仕事も何にもできないシムチョンが、袋にこんな真珠をいっぱい入れてて、お前にあげると言ってたぞ」
「これはどこから?」
「わからん」

さらにスペインの記憶がジュンジェにない事も疑問だと指摘した。

ジュンジェはデジャブを思い浮かべたが、やっぱり思い出せない。

「ヒョンは何が気になるんだ?」
「チョンに会ってから良い奴になりたがっているお前が俺の心配なんだ。
そうなったら俺から去るだろう。せっかく使えるようになってきたのに」
「馬鹿な事言うなよ」
「それにしても興味深いだろ、俺がきっと秘密を探してやる」

とナムドがトイレに立つと、溜息をつくジュンジェ。

「お前の正体は俺が最初に知らないと・・・」





警察署にて
マデヨンの前科を調べた結果、多くの傷害事件とは別に1988~89の一年間に限り30件以上夜盗に入っている事を見つけ出したホ刑事は、彼の背後に女の存在を疑い始めた。
「その時期に女がいたんでしょう」


ソヒが食事をしている。

薬をすり替えられているイルジョンは、目眩が酷くなりおかずを箸でつかむのさえ出来ないほどに状態が悪化している。
ひどくなっていると、弱弱しくいうイルジュンに家で休み、指示は自分からキム秘書に伝えると、気遣うふりをするソヒ。
チヒョンは父親の異変に気づくと同時に母親に疑惑の目を向けた。













ユナは母が伝言だけ残して仕事に出たのを確認したが、学校に行く気になれなかった。

シムチョンがキャッチャーゲームでピンクのタコを取ろうとしているところにユナがやってきた。

「どうしたの?学校は?」
「学校は休んだの。学校を休んだらどこも行くところがなくてお姉さんこの辺だって前に言ってたから、探したの」
「それより、私がピンクのたこをほしがってること、なんで分かったの?」
「お姉さんが言ったんじゃない。後ろから近づいてるときに聞いたよ、絶対欲しいって。」
「変ね、あれはsなたに聞こえないはずなのに・・・」
「とにかく私は聞いたのよ」
あまり深く考えず、シムチョンはゲームを続けることにした。
「見ててね!ほら掴めた!」


屋根裏部屋へシムチョンを呼びに上がり不在に気づくジュンジェ。
ベット脇の真珠が入ったガラス瓶を見つけ手に取った。

「本当に……どこでこれを手に入れたんだ?なんで俺に渡すと言っているんだ?いつ俺が金をくれって言った?何なんだ一体?」と独り言。


ナムドゥチンジュからの誘いの電話をやんわりと断っていた。すぐには応じず、もったいぶってじらす作戦だ。

「このおばさん、じっとしてないよ」と話しかけた相手のジュンジェが家じゅうをうろうろと駆け回っている。
「なんでお前はじっとしてないんだ?だれか探してる?チョンか?」
「ちがうよ、、、テオは?」
テオはいつものところにいる。
「お前はそれでも詐欺師か?そんなすぐにばれる嘘なんかついて」



























シムチョンがユナを連れて帰ってきた。
駆け寄るジュンジェ。

「おいっ、電話はチャージしろと言ったよな!電源を切った電話を何故持ち歩くんだ?携帯はただの飾り?武器?」

シムチョンが携帯を取り出して振ってみたが動かない。
「あー死んでる」

「死んでいるんじゃない。充電がなくなったんだ!食べ物を上げろよ。お前は毎回ちゃんと食べるのに、電話だってお腹が空くと思わないのか?」

するとシムチョンの後ろから姿を現し言い返すユナ。

「電話は充電切れになったのよ。お腹が空いた訳じゃないわ。」
「何だお前は?」
「この子?私の友達よ」
「お前の友達って何でそうなんだ?前は物乞いで今度は小学生?」

突然ユナが振り替えっていう。
「おじさんって無職でしょ」
「誰がおじさんで誰が無職だ。両方共違うぞ」
「皆が働いている時に家にいてテレビ見たり(ナムドゥがテレビを見ている)ゲームしたりしている(テオがゲームしている)人は、無職なんっだって。」

それを聞いたシムチョンは
「ホジュンジェは無職なの?」と聞く。
「違うぞ、無職じゃなくてフリーランサーさ。特別な仕事だから在宅で働けるんだ。」

「そうなのよ。ホジュンジェは公務員よりもっとお国のために働いているのよ。富の再分配もしているの。だから大きくなったらホジュンジェの様になってね」
頷きながらユナが聞いていると

「だめだ!誰もが俺のようになれると思っているのか?簡単に言うな」

とそこで、
「その子だけもう冬休みか?学校はどうしたんだ?と会話を遮るナムドゥ。
「さぼりか?なんでさぼってんだ!」
ジュンジェも聞くが答えないユナ。

無断で欠席したため、仕事場に電話がかかってきているが、窓口対応中の母親は出れずにいる。

 「学校には行かない」ユナ。
「なんで?」ジュンジェ。
「お前も学校に行かずに家を出たよな?」とナムド。

 「俺は高校生だった。この子は今小学生だ。学校に行って方程式を習わないと」

「話せよ。理由はなんだ?」とナムド。
「あの子達がまた苛めるの?」シムチョン。

 「学校に行くと、私超能力現象が起きて……透明人間になるの。誰も私を見られなくなるし話しかけられなくなるの。だから学校に行かなくていいの。私が行かなくても誰にも分からないわ。」

 「どうして他の子はそんな事をするんだ?」

「私が他の子と違ってお金持ちじゃないし、ママとだけ暮らしているからだと思う。人って自分と違う人が好きじゃないでしょ?」














『私も違うわ』シムチョンがそっと思った。『私が皆と違うことを知ったら、ホジュンジェも私を嫌うでしょうね。離れていくんでしょうね』

ジュンジェがシムチョンを見つめている。

その言葉を聞いてユナが言う。

 「お姉さんはどこが違うの?違っているからって、何でホ・ジュンジェっておじさんがお姉さんを嫌いになるの?いなくなるの?」」

「何だって?何が違って、ホジュンジェが嫌になるんだ?」とナムド
「今そうお姉さんがそう言った」

何も聞こえなかったナムドとテオ。
幻聴でも聞こえたんだと笑い飛ばすナムドゥ。
「いいえ、はっきりきこえたけど?」
ユナには聞こえているのだ。シムチョンの心の声が。

シムチョンは慌ててユナの手を引いて出ていった。 二人が出て行った後、ナムドとテオに確かめるジュンジェ。
 「二人共、チビが言った言葉、本当に聞こえなかったんだな!」

「何をだ?お前何か聞いたのか?」

「いいや・・」
とジュンジェが言っている所で鳴るナム部長の夫人からの電話。
ナム部長が目を覚ました。







ロフトの自分の部屋へ連れていき、ユナが本当に心の内を読めるかどうかを声に出さずに確かめるシムチョン。

「私、遠くから来たの。だから私も寂しいの。彼だけを信じてここに来たから」

一言も間違えずに復唱するユナ。
真実だと分ると助言をユナに与える。

「他の誰にも言ったらだめよ。さっき言ってたじゃない。人は自分と違う人を嫌うって。ホジュンジェが私を嫌いになったら大変だから、誰にも言わないで」

「分かった。約束する」
「約束よ。約束したからね!」
指切りをする二人。シムチョンはため息をついた。








病院でナム部長を見舞うジュンジェ。
「意識を取り戻して良かった」
と言うジュンジェに、「まだ動いたり話したりできないけれど、そうできるようになったらどんなにいいかと思うのよ」と告げる夫人。
「良くなりますよ。危ないところは越したんですから……」

言いたい事でもあるのか、ナム部長の目から流れる一筋の涙。

病室から出るとジュンジェを引き止め、母親の消息を尋ねる夫人。実は数年程前までは時々電話があったが」今は連絡が取れないと教えられ驚くジュンジェ。

「誰にも言うなと口止めされてたから言えなかったの。あなたの事だけ尋ねてきていて、家出したとは言えなくて・・心配するな。良い大学に行って海外へ留学したと話したんだけど・・それが最後だったの」

ジュンジェは母を思った。


あらすじ10-② に続く 








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