[あらすじ]青い海の伝説第8話②「好きになる計画」+Cap143枚

12/13/2016

[あらすじ]「青い海の伝説」第8話② 「好きになる計画」
     
     ※あらすじ第8話①は → こちら













 ナムドゥとの話が終わり、姿を見せたシアにシムチョンが男に好かれる方法を聞いている。

髪の毛は?
水を飲むときもこうなの?
それからどうすればいいの?

シアは言いたくなさそうにするがシムチョンが諦めない。

時間がないからと。、
ホジュンジェに早く好きになってもらわないとと。

するとシアは
ジュンジェは簡単、あなたがいなくなればいい、同じ家にいたら台無しなのよと、腕を組み、目をそらし、髪まで触って言った。

「嘘つき」
「えっ?」
「私の目を見ずに鼻や髪をさわったわね。全部嘘よね。人は嘘をついてばかり。

シア、よくわかったわ、反対にすればいいってことね?
ホジュンジェのそばにくっついて離れないからね!」
シアはイライラしながら出て行った。












ジュンジェにまとわりつく、文字通りまとわりつくシムチョン。

「何やってるんだよ」
「どこいくの?」
「図書館」
「図書館て何?」
「勉強するとこだよ」

「どけって、今日はどうしたんだよ邪魔だな」
「計画できた?」
「計画?…1日でできるかよ」
「時間をあげるわ、その代わり私も一緒に図書館に行くわ」
「面倒だから家にいろ」

二階を見上げてテオが居るのを見て、シムチョンに聞く。
「先輩は?」
「出ていったよ」
次はテオに声をかけた。
「テオお前は?」
「出ない、家にいるよ」

ジュンジエェはシムチョンの顔を見た。
「そう家か。そうだな、一番図書館に行かないといけないのはお前だからな、お前は無知すぎるからな〜」
「そうだよ、いっぱいいっぱい足りないの」
「仕方ないな、一緒に行くか」
「やった!」

喜んで腕を組むシムチョンを振りほどき、またすり寄ってくるシムチョンに向かってジュンジェは
「やめろって、それに着替えろって、ここに居るから!」
と声をかけて部屋に戻るシムチョンを見ていた。その様子をテオが頬を膨らませて見ている。



















 2人は図書館に着いた。
ジュンジェは図書館の椅子にシムチョンを座らせた。

「ここで本選んで読んでろよ、俺はあっちに行くから」
「ホ・ジュンジェ」声を出すシムチョン。
「ここでは静かにしないとダメだからな」
「なんで」
「皆勉強してるから」
「図書館好き」
「なんで」

「あなたとこうやって話すの好き、私これ大好き」
「なんだよ」
ジュンジェ、思わず照れ笑いが漏れる。
シムチョンはジュンジェが声をひそめて耳元で話すのが嬉しかった。

その時、ジュンジェは1人の女の子から手紙を渡された。
 「図書館にきたらこれか」と、自慢げに手紙を開いて見たがそこには

ーーすみませんうるさいので
外で話すか席をかえてくださいーー

苦情が。苦い顔つきになるジュンジェだが、
シムチョンにどうしたのかと聞かれると、シいい格好して
 「なに?俺に一目惚れしたってさ、イケメンだって」
と言ったので、シムチョンは思わず立ち上がって女の子を追いかけようとし、ジュンジェはそれを慌ててひきとめた。






ジュンジェは、キムダムリョンの史実を読んでいる。

 ーキムダムリョンー
妻は肺の病気で死亡。
27歳で江原道黒谷縣の役人として赴任したその年の12月11日に亡くなっていた。
なんでそんな若い歳に、俺と同じ歳だ。

考え込むジュンジェ。
その時まさにその同じ時、400年前のダムリョンは、夢からハッと覚めた。












セファを看病しながらうたた寝をしてしまっていたのだが、悪夢を見たのかと目の前の医者に問われ、ダムリョンは答えた。
「最近はずっとだ、悪夢を見る。寝るのが怖いくらいだ。何が夢で何が誠か…」
気が弱くなっているのだと言う医者の声を聞きつつ、先ほど見た夢を反芻する。

ジュンジェが、読み上げている史実は自分のことであろうか?
「27歳で江原道黒谷縣の役人として赴任したその年の12月11日に亡くなる」
ダムリョンは暦を尋ねる。12月の半ばまで後何日かと。20日後であると言う医者。
「20日…20日…」

しかし続く考えを医者の言葉が遮った。

この女の脈をみれば、ただの人ではないと分かる。この女人が人魚ならここでは気力が治らない、1日でも早く海に返すべきだ、そうしてこそ生きられるとの、言葉が。

ダムリョンはそっと自分の腕輪をセファに着ける。


その腕輪を400年後のジュンジェが見つめている。
「ずいぶん早く死んだんだな、俺の歳じゃないか」と言いながら。





「お母さんこれ拾った〜」
真珠をひろう子どもが、シムチョンのそばから走り去る。

シムチョンが童話を読んで泣いている。

『人魚姫は王子を見てから海に身を投げました。
そして自分の体が泡と消えるのを感じました』



ナム部長の見舞いに訪れるチヒョン(ジュンジェの義兄)。

すぐ目を覚ましますよと、夫人を励まし、事故のことを尋ねる。
飲酒運転なんてしない人だ、車載ブラックボックスは復旧できなのか、携帯も見つからないのか…

どれもかんばしくない答えが返って来たが、携帯電話の履歴は手元にあるからと、それを借り受け、調べると約束し出て来た。
 「奥様がことを大きくするなと仰って、誰にも相談できなかった」という夫人の声に、優しく慰めながら、母親を疑うチヒョンだった。







図書館を後にするジュンジェとシムチョン。
そこにナム部長からのメールが届いた。

「ジュンジェ、7時に連興洞で会おう、待ってるぞ」

ジュンジェがシムチョンに言う
「家に送るよ、行こう」
するとシムチョンは断った。
「ううん、私友達に会うからいいわ」

「誰?あの公務員?」
困った顔のシムチョン。
 「門限時間覚えているよな、遅れるなよ、早め早めに帰って来いよ、で泣きと締め出すからな」
機嫌を損ねてさっさと立ち去るジュンジェだった。
振り向いて「8時だからな!」と言い捨てていく。




イルジュンに会いにソヒがオフィスに来た。
 いきなりどうしたのかと尋ねるイルジュンに、近くまで来たから夕食を一緒にどうかと言うソヒ。

一旦は忘年会の先約があると断るイルジュンの元に、弁護士から遺言を作成する予定を今夜はキャンセルして欲しいとの電話がかかって来た。
 「夕食一緒にするか?」
ソヒが微笑む。チヒョンも呼んで、3人でね、と喜ぶソヒ。












ジュンフンの彼女キムヘジンとシムチョン

ジョンフンの仕事場に現れたシムチョンが彼を呼び出してもらおうとすると、彼は亡くなったと知らされる。
「もしかして、キムヘジンさんですか?実は彼は数日前、救助中に心停止して病院に運ばれたが亡くなった」と。

私はシムチョンです、と言い、言葉が続かない彼女の横に1人の女性が駆け込んで来た。

「私に連絡くださった人ですか?キムヘジンです、彼に何があったの?亡くなったなんて」

彼は小さなリボンのかかった小箱を差し出した。
「このことを彼は知ってたみたいです。これとあなたの連絡先とを残していて」

一粒のピンクの真珠の指輪だった。

シムチョンは初めて会って話した時のことを思い出した。

 「ここで嬉しくて泣いたのはたった一度だったんですって」
ヘジンがシムチョンを見る。
 「あなたのおかげで幸せで泣けたって。
その幸せな時間をここに形にして残しておきたかったのね」

2人は並んで座り話をしている。
「あの人にこんな話ができる友人がいるなんて知らなかったわ。
秘密だらけの人で」

「それが嫌で別れたんですか?」
「秘密は違いから生まれて、どんどん大きくなり、お互いを傷つけるの。
一緒には歩いては行けなくなるの」

「違うと一緒にはいられないの?」
シムチョンは尋ねる。
「お互いを傷つけると知ってて、一緒にいられる?
愛していると言う理由だけで?」

シムチョンは静かに話した。
「ジョンフンは後悔してないって言ってました。
一人にだけに動く心臓だから、死んでも後悔しないって言ってました。

本当の姿を知られた時になぜ記憶を消さなかったかと聞いたら、

『消すには幸せな時間が多すぎた』と。
『愛する人にその記憶が残って力になるように』
って言っていました」

 泣きながら立ち去ろうとしてできずに座り込む女性を、シムチョンは見つめていた。

シムチョンの心臓が痛くなる…














その頃ジュンジェはナム部長と会うために約束の場所に来ていた。
車から降りるジュンジェはあたりの気配がただならぬのに気づくと、水鉄砲を持ち、どこかに電話をかける。

建物の中に入っていくと何かがら落ちている。
拾い上げて見つめるうちに
カーチェイスの時や、警察官を装っていた男と向かい合った時のことを思い出した。

あの男の顔・・・

電話するジュンジェ、呼び出し音がその先から聞こえてくる。
あたりを探る。
影から先を伺う、、後少し、、しかし誰もいない。

とそこに電話がきてジュンジェは飛び上がった。

 シムチョンからだ。
「俺だけど」
「ホジュンジェ…」
元気のない声に一気に心配が押し寄せる。

「何だ、どうしたその声?どこか痛いのか」
「痛いみたい」
「今どこだ家か?なんでそんなとこに?今行くからそこにいろ」

電話を切り、振り返るとジュンジェの目の前にマデヨンがいた。


















「あんたか?俺の後をつけたり、家の前で警察のふりをしたりしたのは?

おじさんはどこだ?
なぜおじさんの携帯をもっている?」

「質問が多いな」
「待っている人がいるんだ、早く行きたいんだ」
 「いけないよ今は」

殴りかかるマデヨン、避けるジュンジェ。
格闘になる2人。

目くらましの水鉄砲で隙をつき、ライターで明かりを灯して顔を見れば、夢の中の両班と同じ顔だ。

一瞬、訳が分からずぼうっとしてしまい、マデヨンにすごい勢いで殴られ椅子も投げつけられる。取っ組み合いになり、その上ナイフで刺されそうになったその時、
外から一斉にクラクションが響いた。

驚いてマデヨンは一瞬ひるみ、ジュンジェが投げ飛ばす。
そのままマデヨンは逃げ去った。






怪我をしながら、下に降りていくジュンジェ。

さっき2階に上がる前にナムドゥに電話をしていたのだった。
助けが必要だが、ナムドゥたちが間に合わないと知るや、
「タクシーをよこしてくれ、ここに着いたら大きな音を鳴らして欲しい」と頼んでいたのだ。

タクシーの運転手たちがいる。
「漢川まで一番早く行ける人は?10倍払います」
そう聞くジュンジェ。傷がひどく痛む。


タクシーの中から携帯に電話をしても、シムチョンは出ない。

「おじさん、急いでください。具合が悪いのに1人でいるんです」
「お客様の方が悪そうですよ」
「とにかく急いでください」

漢川に着き、シムチョンを探す。






「本当に一緒にはなれないのかな」
そうつぶやくシムチョン。
先の女性の言葉を思い出し、ジュンフンの言葉も思い出し。

「どこだよ、寒いのに」
そう言い探すジュンジェ。
かなり痛そうだ。

シムチョンは川を見つめている。
「帰ったほうがいいのかかな…」
「戻るってどこに?」

後ろから突然声がして、振り返るとジュンジェが立っていた。















怪我をしているジュンジェにシムチョンは驚いた。2人は歩み寄る。
 「ホジュンジェ、大丈夫?」
 「お前はどこが悪いんだ?」

明らかに傷だらけのジュンジェを心配そうに見るシムチョンに、ジュンジェは続ける。
 「また前をみないで歩いたのか?」
「ホジュンジェ、なんで怪我してるの?」
「俺が聞いてるだろ?お前はどこが悪いんだよ?」
心配そうに手をにぎり、また、シムチョンの額に手を当てる。

「ホジュンジェ、私あなたに何も言えないの。
私は秘密だらけなの。
でも私の秘密のせいであなたが傷ついたり、苦しむなんて嫌なの。
あなたを悲しませるのはいやなの」
 「なら?」

 「帰るわ、元いた場所に。手遅れになる前に」
切なく見つめ会う2人。
シムチョンの頬には涙が流れている。

「もし、お前のこと好きになる計画があるなら言えっていったよな?

できたよ、計画。

だから
行くな」



エピローグ














ダムリョンがセファの手を握る。
 セファの意識が戻る。

「大丈夫か?」
セファを起こし、傷ついた彼女をダムリョンは見つめる。

「私はもう海に帰ります。
それがお互い生きていく道だってことが
よく分かりました。

最初に別れた時のように
私だけに記憶があって旦那様には失くなってしまって、そして生きていかねばなりませんが、それでいいのです。

もう二度と戻ってきたりしません
だから旦那様も全てを忘れてください」

セファの頬にも涙が流れている。

ずっと黙っていたダムリョンが口を開く。
「一つだけ訊く。最初に別れた時、なぜ私の記憶を消したのだ?」

「消さなければずっと悲しむと知っていましたので」

「消さなかったら、ずっと思いを募らせていたことだろう、
しかし今度は消すな。消してはならぬ。

この記憶は

この追憶は

どれほど悲しくても私のものだ」

ダムリョンは顔をセファに寄せ、その唇に長く長くくちづける。
時が止まるかのように。


9話に続く。








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