[あらすじ]青い海の伝説第7話② 「嫉妬の化身」+Cap117枚

12/10/2016

[あらすじ]青い海の伝説第7話②  「嫉妬の化身」ジュンジェバージョン

        ※ あらすじ7話①は → こちら







シムチョンの変わった行動のせいで、3人の詐欺は延期となる。
「今日は休む」チンジュがSNSでそう言っている。

彼らが撤収する際に、ユランが車に乗り込むジュンジェに気づいたが、車は走り出してしまった。一瞬顔を見ただけ、
「まさか、違うわよね?私のジュンジェ・・・」

「今回はダメだったな、やめにするか?」
「またそれか。ちょっと俺よるところがあるからここで降りるよ」ナムドゥは一人歩いて行った。







車はテオと二人になったジュンジェ。
「ところでお前、この仕事どうしてしてるんだ」
「得意なのはこれだけだから」
「その才能を他の場所で使えばいいじゃないか」
「こっちのセリフを言うね、それならそちらは・・・」
「ヒョン!」ヒョンと呼べと言い返すジュンジェ。

「ヒョンはどうやってこの仕事を始めることになったんだ?と」
「人は、人に恵まれてなきゃなんないんだよ」


ジュンジェとナムドゥの出会い

青年だったころ、ジュンジェは母を探すためにナムドゥに金を渡し詐欺に引っかかったこと、
半月辛抱強くナムドゥを探し見つけたこと、
根性のあるやつだと、ナムドゥからスカウトされたこと。
金があってこそ母親を探せると、ナムドゥは言い、
ジュンジェは、騙されても深刻できない金を持つ者から巻き上げたらいいんだと言い、
二人は組むことになったのだった。

母さんを見つける時まで、母さんに家を買う金を貯める時までと。

テオの声がする。今に意識が戻る。
「お母さんに家を買うほどに貯めたじゃないか」
「貯めたさ、でも母さんは探せずにいる、
ナムドゥヒョンも母さんを必死で探そうとしてくれてるのに、
ぜんぜん探せないって、どこにいるのか・・・」





ナムドゥは知り合いの医師に、シムチョンのレントゲン写真を見てもらっていた。
二つの画像は同一人物のもので、腫れが引く前に骨がくっついている奇妙な状況だった。
くっつくまでに12~15週くらいはかかるはずなのに、シムチョンは1週間で治っていた。
医師はありえないと言う。

 ナムドゥはそのことをシアに話していた。
「あの子ほんとにゾンビじゃないの?
私は、あの女が、ただ記憶がないとかちょっと足りないとか、そんなことじゃなくて、
何かあるはずだって思ってたわ」
「それは俺もそうなんだが、それが何なのかわからないんだ」

その時シアに電話が入る。
木簡が発見され、遺物の主人がキムダムリョンだとわかったというのだ。

その名前に驚くナムドゥ。ブレスレットの持ち主と同じ名だ。

「家でジュンジェとその女が何もないか、しっかり見張っててよ!」と言って戻っていくシアだった。


ソウルでのもう一つの出会い











 漢江を覗き込み生唾を飲むシムチョン。空腹だ。
靴を脱ぎそして飛び込もうとする。

すると、消防隊員が自殺かと思って腕をつかむ。
(カメオ出演、チョ・ジョンソク登場!)

私はそうじゃなくて・・・・と、シムチョン。
靴まで脱いでおいて、こんな人は1度2度じゃ・・・と、消防隊員。

フリーズする二人。驚き数歩後ろに後ずさる男性。

二人共が思わず口をふさぎ、しばらくしてうなずきあう。











消防署へ行く二人。
「麦茶飲む?」と隊員。

するとシムチョンは人魚語で話しかけた。
相手はなんと人魚だったのだ。

「いや、ちょっと待って、僕たちそのまま言葉で話そう。
僕はここが長いから、その言葉を殆ど忘れてしまって、
どうやらコチラの言葉が楽なんだ」

「わかったわ」
「わ~ソウルのど真ん中で、人魚に会うとは!」
「私もソウルに人魚は私しかいないと思ってたのに、本当に驚いたわ」
「いや、ところで、君、さっきあそこで何をしていたんだ?」
「お腹が減って、お金もなくてご飯の時間にもなったから、まあちょっと食べてみようかと」

すると男人魚は
「お金がないって?お前まだ何も知らないんだな?」
「何を?」

「これ」彼はビニール袋に入っている真珠を見せ・・・
「本当に知らなかったのか?」

「これは私達の涙じゃない、何をするの?」
「これがここではお金なんだよ」

「これがお金なの?どうして?」
「知らなければ覚えろ、これがここではお金になる、だから涙が流れると、(耳に袋を引っ掛けて)このように、このようにすべて集めないと!オレはずいぶんこれを生活の糧にしてるんだ」

「あ~私は何度か泣いたのに、集めておけば良かった・・・」

説明は続く。
「これ、玉が大きいほど高くなるから、小さい涙を無駄に流さずに、我慢して大きくするんだ」
あ~と、シムチョン。
「小さい涙は、1個当り2~3万ウォン、それで大きいのが4~5万ウォン、一番高いのがピンク色が淡く漂う真珠だ」
「ピンク色?とても嬉しい時に泣けば出るあれ?」

「そうさ、だけどそれはなかなかないよ。ここにいて、泣く程にすごく嬉しいことは、そうそうないんだよ。
僕もそんな涙はたった一度流しただけだよ」

「それじゃあ、私、これからたくさん泣いて、私の涙、ホジュンジェにみんな持って行かないと!」
「ホジュンジェって誰だ?」
「いい人、国のために、公務員よりさらに熱心に仕事をする人、私が好きな素敵な人」

その時そのホジュンジェは「公務員」の本を読んでいた!

急に真顔のなる男人魚。
「ちょっと待て、君、それじゃ少しの間、観光しようと上がってきたんじゃなくて、好きな男のために上がってきたのか?おい君は、本当に何も知らないんだな?ここに来てからどれくらいになった?」
「一ヶ月かな」
「それで、君が好きな人、片思いなのか両想いなのか?あ~、だから、一人で好きなのか?互いに好きなのか?」
「まだ一人・・・」

「ああ~、君は本当に考えがないな、
あ~上がってくるときにすこしでも考えてから上がってこないと!、無分別にサクッと・・・
あ~、魚の群れに話したのにな、人魚たちに伝えてと。
絶対愛したからって上がって来るな、と 聞かなかったか?」
「聞かなかったけど」
「あいつらほんとに、帰りに漁に遭ったか、途中でうっかり忘れたか、さかな頭め!」

「ねえ、どうしてダメなの?どうして愛して陸に上がっちゃダメなの?」

「よく聞いて、君は期限付きだ・・・
人魚が水を離れ陸に上がって来た瞬間、心臓が固まり始めるんだ。
君の足が期限付きじゃなくて、心臓が期限付きなんだ。
君がずっと息を吸い、君の心臓がずっと鼓動するようにする方法は、たった一つ、
君が愛するその人が君を愛して、それで君の心臓が熱く鼓動する、それしかない・・・」







考え込むシムチョン。
一度は心臓が止まったあの時、手を握って心臓を再び動かしてくれたホジュンジェを思い出していた。

「違うなら、今からでも遅くないから、はやく海に戻れ、このバカ・・・
なのにどうして考えなしに上がって来たって?ほんとに・・・
いやだけどまあ、陸に上がってきて、君が歩くと決心したきっかけがあるんじゃないか?
その男が、えっと、君に何か言ったんじゃないのか?」

「ソウルに来いって」
「そうだろ、来て何をしようと?付き合おうって?結婚しようって?」
「美味しい店に行こうって」

「終わり?」
「花火を見ようって」
「花火・・・君はとても単純な子なんだな、一生で一度の出会いが、美味しい店や花火って、そんなに簡単に決まっちゃったのか?
チッ、それで一ヶ月の間、なにか進展はあったの?」

首を横に振るシムチョン。
「そうだな、僕がぱっと見るに、君は、要領のよくない子だ・・・
どうする?僕が助けようか?」
「どうやって?」

「人間の男たちはみんな『嫉妬の化身』たちだ」
(「青い海の伝説」の直前のSBSドラマのタイトル(笑))

「嫉妬?」
「知らないなら学べ、嫉妬は、愛にたどりつく、最も速い道だよ・・・
身なりからずっと綺麗にすれば良かったんだが、ショッピングするお金でも用意してみるか?」





二人してビニール袋を耳にかけ、『主君の太陽』を見ながら泣いて真珠を量産する二人。
(「主君の太陽」は「青い海の伝説」の演出家チン・ヒョクさんの大ヒット作品!)
「我慢しろ、我慢して太く流せ」
主人公が命の危機にあり消え去りそうな姿を見て、二人声をそろえて泣く・・・


ショッピングを終え、一緒にジュンジェの家に行く二人。









出てきたジュンジェはシムチョンが高そうな服を着ているのに驚く。
しかも隣に男がいる。

「こんにちは、あなたの話をたくさん聞きました。
ユジョンフンと言います、今後よろしくお願いします」

「何をよろしく?」機嫌の悪いジュンジェ。
「うちのハニーが」
「え?」
「しばらくこの家にお世話になっていると聞いているのですが、実は男たちばかりいる家だというので密かに気になってたんです、けれどこのように実際に尋ねると安心します」
「ハハハ、安心します?俺が?そう安心する顔じゃないはずなんですが」
引きつり笑いのジュンジェ。

「明日会おうね、僕たち。
髪をこのように結んでみてはどう?首の線が綺麗だから」
シムチョンの首筋に触れるユジュンフン(男人魚)。ジュンジェは見てられない!
「こんなふうに?」

「おい、もう入って来い」
ジュンジェは髪をかき上げるシムチョンの手を引いて入ろうとする。










しかしまた外に出て話し始めるシムチョン。

「先に行って」ユジュンフンに告げるシムチョン。
「先に入って」ユジュンフン。
「いいえ、先に行って」シムチョン。
「中に入るのを見たら安心するから」ユジュンフン。
続くやりとり。

「入れと言ってるじゃないか!!!」イライラマックスなジュンジェ。
「ちょっと待って、顔をもう一度だけユジュンフン」。
「なんなんだまた!」ジュンジェ。

パシャ!「写真を撮っておくんだ、今夜会いたいときに取り出そう!」ユジュンフン。
「こんな風に?」さっ!と、サングラスを何度も動かすシムチョン。「可愛い〜」

ジュンジェは業を煮やして、シムチョンを引っ張り入れ扉を締めた。



カンソヒとナム部長の見舞いに行くホイルジュン。
「誰かがわざと起こした事故のようだ」と、ナムの妻がうなだれる。
「警察は単純な飲酒事故だと言ってるのに、ずっとそう言えばよりつらいだけですよ」ソヒ。
イルジュンはナム部長の横たわる姿を見つめ、飲酒運転はありえない、何かがおかしいと感じていた。








夜、眠るジュンジェを起こさずに腕輪を奪おうとしたナムドゥに気づき、ジュンジェは彼を投げ飛ばした。
「オレだよ、腕輪を一度見せてくれ、確認することがあってさ」
「はっきり言ってくれ」
「シアがやっている難破船の遺物の持ち主の名がダムリョンなんだ。
同じ人なら60億よりもっとするぞ」

「ヒョン、オレがあの腕輪、どうして持っているのかわかるか?
チョンが去るときに戻してやろうと、今戻せば、ヒョンのような人が黙っていないからな」
「おいお前、最近ちょっと変だぞ、急にいい人になりたくなったか?」
「出ろ」
「怖いな」そう言って笑ってごまかしナムドゥは出ていく。





ダムリョンという言葉で夢のことが気になるジュンジェ。
「あ~、間抜けに会ってから、ずっと変なことばかり起きるな」









翌朝、スカートを履き髪を結んでいるシムチョンが居間に現れた。
その姿に感嘆するナムドゥ。
言葉を失うテオ。

しかしジュンジェは後ろから現れたと思ったら、速攻髪を解き・・・
「寒いぞ、冬だ!パンツを履け!」と顔も見ずに言ってソファに飛び移った。

「どうして?これあなたがこの前買ってくれたんじゃない」
「お前、俺がそれを外に出て行く時に着ろと買ったとでも? 」
「じゃ、それなら?」
「クローゼットにかけろと買ってやったんだ」




「おい、話になるか?」と、ナムドゥが言葉をはさむと

「話になるだろ、服だと全部着て出て行かないといけないのか?
タンスにだけあるのも服だ!
パンツに着替えろ!
頭もちゃんとほどいて!」

「おい、おまえがどうかしたのか、こいつ!髪と服まで?学生主任か!」
「この家の主人は俺だ!ヒョンもその服をちょっと着替えろ、みんな俺の話を聞けよ、聞かないなら出てけ!」
「チッ!」と、シムチョン。






朝食。
「チョン、どこへ行く?オッパが連れて行ってやろうか?」と、ナムドゥが言う。
「うん、私後で約束が・・・」と、シムチョン。

「お前、ここにいる間、メシ代にするなら、掃除程度はお前がしなきゃいけないんじゃないか?」ジュンジェが出ていかせまいと言う。
「私できるわ」

僕がすればいいと、言うテオに俺の家だから、俺がさせたい人にさせると、ジュンジェは言う。
来年の夏すればいい倉庫の扇風機まであらって綺麗にしておけという。

「逃げろ」ナムドゥが言う。
「だめだ、お前それをすべてする前に、一歩たりとも出られないぞ」ジュンジェは厳しい。



出かけようとする3人が駐車場に来たとき、ジュンジェは携帯を忘れてきたことに気づいた。
取りに帰るジュンジェ。




シムチョンはガラスを拭きながら、ついついプールを見てしまっている。
ジュンジェが階段を上がってくる。

ついに誰も居ないので入ることに。
久しぶりの水の中、のびのびと泳ぐとホッとする。

あ~、生き返るようだわ! 





そして、ユジュンフンの言葉を思い出す。
「君はどうして人魚が絶滅直前だと思う?
変わらないからだよ、
人々は変わるのに、バカのように変わらないで、痛い目を見るからだ」

「人々は変わるの?」
「変わるさ、僕が愛する女もそうだった。生涯、僕だけ愛すると言ったのに・・
僕の本当の姿を見て、振り返らずに逃げたんだよ・・・

最初は、僕はこんなつもりで陸に上がってきたのじゃないと思い辛かったけど、
それが僕たちの現実だ・・・」

ジュンジェが部屋に入って来た!




「地球上に、僕たちの存在をあるがままに受け入れることのできる人間はいないよ、
君が愛してるというその男も同じだ。」ユジュンフンの言葉

ジュンジェがプールに何かの気配を感じてまっすぐ見た。





「だから、気を引き締めて、絶対にばれるなよ」ユジュンフンの言葉

その時、戻ってきたジュンジェと目が合ったシムチョンは声にならない声をあげ・・・


エピローグ











帰ろうとするユジュンフンを呼び止めるジュンジェ。

「ちょっと待って!失礼ですが、どんな仕事をなさっているのか尋ねてもいいですか?」
「公務員です」
「あ~、公務員、そうなんですね」

「公務員は大金を稼げなくても安定的で、定年保障に老後年金も受け取れて、正直、誰か一人くらいの人生に責任を持つことができる職業だと考えます」

「まあ、わかりはします」
「私も一つだけ尋ねていいですか?ホジュンジェさんはどんな仕事をなさるのか?」
言い淀んだジュンジェを見て
「難しいならおっしゃらなくて結構です・・・とにかく、私のチョンを、当分の間よろしくお願いします」

「いやそれは、そちらからお願いされなくても俺が!いや、俺たちが、いいようにしますよ、え?何が言いたいんですか?」

「時間が、それと機会が、ずっとあると思っているでしょう?でもそれは違いますよ」
そう言うとユジュンフンは去っていった。

「なんだ?なんだってんだ?かっこつけやがって!」

 その夜眠るジュンジェの横のパソコンは「公務員」のページを開いたままだった・・・


第8話に続く




Share this

Related Posts

Previous
Next Post »