青い海の伝説第6話あらすじ~「サランヘ」+Cap254枚

12/02/2016

第6話 あらすじ  この言葉を言ってみろよ 「サランへ」


400年前


















セファを殺そうとする者たちが
家にやってくると聞いたダムリョンは浜辺を馬を走らせて屋敷に急ぐ。

屋敷では扉が開くと、ダムリョンの友が助けに来てくれた。
セファを家から逃がす。
 二人で逃げる。


一足違いで、ヤン氏の女ホンナンがやって来たが逃げたあとなので捨て台詞。

「やりあおうっていうの?なら、見せてやるよ、ひどい目にあわせてやる」


追っ手から逃れて洞窟に逃げ込んだダムリョンの友人とセファ。

「怪我はありませんか?ここにいてください
でも、私が誰か分かりますか?
誰かも知らずについてきたんですか?
私は、ダムリョンの友です」

「それは何ですか?」
「友とは、ありえない話をしてきても信じてやる人です。彼に愛してる人がいるならともに守るのみです」

「それで私を助けてくれたのですね」
「どこもいかず、ここで待っていてください、ダムリョンを連れてきますから」

ダムリョンの友は、ダムリョンのせいで私もも苦労するなと言いながら来た道を帰っていると、追っ手に出くわしてしまう。

逃げようとして崖を駆け上がるが、足元を誤り崖下に落ちてしまった。

セファの居場所を知るのは彼ひとりなのに。


ダムリョンは松明をかざしセファを必死に探していた。

洞窟で待つセファ。ひどく寒い。

打ちひしがれならがも探すダムリョン。
松明も消え浮かんだのは月。


そう、400年前から変わらぬ月は現代のソウルナムサンタワーにも輝いていた。

現代 ソウル











愛の鍵のある展望台で待つジュンジェ。
じっと待つジュンジェ。来ないシムチョンを。
探し続けるダムリョン。


その時救急車は南山へシムチョンを乗せて向かっていた。
チヒョン(ジュンジェの義兄)も後を追う。

運び込まれた病院では、身元がわからず、連絡を取るように指示が出ていた。















会うのを諦めたジュンジェは、車を走らせている時に、道にチラシが大量に散らばっているのに気づいて車を停めた。

道路に散らばるちらしを見るジュンジェ
それはシムチョンの持っていたチラシだ!

そしてそこには自分の渡したスマホが落ちていた。


このバカ、
どうなっているんだよ。

胸が痛くなる。
事故があったか確認の電話をする。

「南山タワーへ行く道で事故があったんですが、今日は雪で事件が多くどういう件なのか確認できません」との返事に居ても立っても居られないジュンジェ。

これまでのシムチョンの思い出が鮮やかに蘇ってくる。

「ジュンジェに稼いだお金全部あげる」

「あそこ、雪がふったらあそこで待ってて」


病院を回って必死にシムチョンを探すジュンジェ







ここに30代くらいの女性は?

ここの交通事故の患者の中で
若い女性で30代くらいで髪が長くて白くて、
 あ……綺麗な人です、
そんな人はいない?わかりました。





イルジュン(ジュンジェの父)はその頃。

ナム部長がソヒ(ジュンジェの義母)にすぐにネクタイを用意してほしいと言うと、ソヒはすでに用意していた。
「連絡がありましたか?」
「はい、今」

しかしイルジュンは
「家に電話してなかったな、葬式に行くと伝えてくれたか?」と言い、ナム部長は夫人の話と食い違うことに違和感を覚えた。

シムチョンをみつけた










あちこちを探していたジュンジェはようやくシムチョンを見つけた。

痛々しい足の傷。
横たわるシムチョン。
生きた心地がせず、シムチョンに触れると冷たかった。
「すみません!誰か!誰か!!誰かっ!!!」
看護師がきた。

「その方の保護者ですか?」
「体温は?」
「基本の検査はすませましたよ」
「こんなに冷たいのに、本当にやったんですかっ!」

気が動転しているジュンジェは思わず大きな声を出した。

看護師は体温を測り、29度が示されると大声で医師を呼んだ。

祈るジュンジェ 





























「29度?ありえないだろ?」
医師が驚き、一瞬で騒がしくなる。
「CPRの用意を〜聞こえてますか?」

除細動器で救命措置をされるシムチョンを、ジュンジェはハラハラと見ているだけで、心はここにない。

頭を抱え、
泣きそうになるのをこらえている。

しかし、無情にも心音が止まるシグナルがした。

ジュンジェは涙をためて、思わずシムチョンの手を握った。
手を握って祈った。

その時、シムチョンの脳裏に400年前のダムリョンとセファが海の上で手を繋いだシーンがフラッシュバックする。

繋いだ手。


シムチョンが目を開けた。

「ホジュンジェ」

囁くと心臓が動き出した。


「お前・・・大丈夫か?」
潤んだ瞳のジュンジェがシムチョンを見つめる。

「夢を見たの。あなたが手を握ってくれたのね、私、あなたに助けられたわ」

その言葉にジュンジェの瞳からは今にも涙がこぼれ落ちそうになっていた。
硬く手を握りしめたまま。


ジュンジェの家





「おい、さっきジュンジェどこ行ったと思う?クラブじゃないか?
シムチョンを追い出しておいて、一人で遊びにいっちゃって。
俺に悪事を習ったくせに俺よりもっと悪いやつになっちまった。」
ナムドゥがテオに話していたその時。

そのジュンジェから電話がきた。
テオに伝える。
「身分証がほしいんだと、医療保険のできるやつ」
テオは鼻で笑っている。

しかし次の瞬間2人とも驚く。

「シムチョンが?エマージェンシールームに?大丈夫なのか!」

テオは早くも歩き出した。
シムチョンが心配な2人は病院に向かった。

 落ち着いたシムチョン










病院では、シムチョンが嬉しそうにジュンジェを見つめていた。
「お前、もうすっかり良くなったのか?」
「ホジュンジェ、私のこと心配した?」
 シムチョンの声がとてもかわいい。

 「ああ」
 「本当に?」

 「そうだ」
 「何で?」

 「お前がああやって事故にあったら、お前は家も家族もないから俺が面倒になるだろ、
それで心配したんだ。」
「ホジュンジェが私を心配してくれたんだ〜」すごく嬉しそうなシムチョン。

「車をよけようって思わないのか?」
「あなたがすぐに私の手を握ってくれたのは私が本当に心配だったからなのね?」
すごくすごく嬉しそうなシムチョン。

「俺、怒ってんだからな、交差点を渡るときは右左ちゃんと見てくれ。」

すると、後ろから頭を殴られる。
ナムドゥとテオが来た。

「お前が追い出したからこうなったんだろ?」とナムドゥ。
テオは無言で睨んでいる。

「お前は何でそんな目で見るんだよ」
ジュンジェはテオの頬をひっぱった。
「チョン、心配してたぞ」

「それであれは作ってきた?」
「勿論だよ。だけど少し聞きたいことが」と、シムチョンに向くと、ジュンジェが、
医者から話すことを禁じられたと嘘をついて遮った。
足を怪我したのに?と訝しがるナムドゥを手続きに追いやる。

ナムドゥが手続きをしている横を医師たちがシムチョンの話をしながら通り過ぎていった。
体温が29度になって、一旦は死んだのに、除細動器一回で生き返ったんだ。
それに名前もおかしい、と言っていた。

 チヒョンとの再会



















その頃、チヒョンは警官に事故のことを申告していた。
警官の「被害者はどちらですか?」との問いに指差した方から、ジュンジェが出て来た。
久しぶりの再会だった。

「あんたが車でひいたの?」
「あんた?あんたじゃないだろう、兄さんだろ」
「兄?冗談だろ。家族ごっこならしないよ。、それより答えろよ、お前が車で彼女をはねたんだな?」
「あの女性の方が飛び込んできたんだ。事故だよ、たまたまさ」

ジュンジェは過去のことを思い出した。

写真立ての割れる音。
チヒョンがジュンジェと父親と話している。
「たまたま、割っちゃったんだ」
「たまたま?」
「お前のプレイヤー借りようとして
知らずに割ったんだ、本当にごめん。父さんすみません」
 「そんなこともあるさ」父。
「でも、わざとじゃないか?破片がないだろ、こんな風にならないはずだ」
「そんなことしないよ、信じてくれよ」
 「もういいから、そんなもの片付けろ」父。
父親が部屋を出ると、チヒョンがうっすらと笑いを浮かべた。
それを見たジュンジェはたまらず殴りかかり、チヒョンは倒れて腕に怪我をし、戻って来た父親に殴られて、病院に行こうと2人は出て行ってしまった。
ジュンジェも腕に怪我をしていたのに、かばってもくれず、泣くしかなかったあのとき。

「お前にたまたまはないってことを
俺が知ってる」
「なら俺がわざとやったと?」
「お前は直接運転しないよな?それとも他人にいえないところにでも行ってたか?」
「よく言うな、小説でもかいてろ」
「俺のあとを追ったのか?それであの女をひいたか?」
「ありえん」
「俺に尾行をつけたのもお前か?
それともお前の母?」
「勝手なことを言うな、お母さんがそんなことするわけがない。それにお前がなんだっていうんだ?」
「俺か?俺は父の本当の子だからな。行って親孝行でもしろよ。偽の父の本当の息子の振り、それでもやってろよ。そして俺の前には現れるな」

そのとき父からの電話がかかって来た。
電話に出るチヒョン。
「チヒョン怪我はないか?」
「はい、お父さん。今終わりました、
心配ありません。はい、自分には怪我はありません」

チヒョンは父と車に乗り帰宅し、その様子を離れたところからさみしそうに見ていたジュンジェ。チヒョンはジュンジェが見ていることに気づいているが無視する。

その姿にナム部長は気づいたが、その場では口にしなかった。

みんなと住むの?



シムチョンは大部屋に移った。
雪で交通事故が多くてここにいような、と言うナムドゥに、「ここですむの?
この人たちと皆で?」
「そうだな」
なぜか嬉しそうなシムチョン。
「じゃ、この人たちと結婚するの?男と女と同じ家に住むってそういうことでしょ?知ってるのよ」
「さあ、寝ようね」周りの目が気になったナムドゥ。
「皆で結婚したの?幸せだわ。今日はここで結婚して、後でホジュンジェと結婚しよう」
それを聞いたテオは部屋を出て行き
「あ〜〜…かわいい」と呟いた。

 食事の時間になった。皆のところにそれぞれの食事が届く。でも、シムチョンにはない。

「シムチョン様は禁食です」
「そうですか。禁食いただきます」
 「ご飯はありません、空腹の状態で待機しろとのことですので」


おなかがすいた















家で一人ベッドに寝転ぶジュンジェのところにシムチョンから電話がかかる。
咳払いするジュンジェ。
嬉しいのにわざとじゃつれない話し方をする。

「なんで電話するんだ」
「ホジュンジェ大変、どうしよう」

「何?」
飛び起きるジュンジェ。

「禁食になったの!他の人たちは食事があるのに、私だけないの」
手が震えるシムチョン。

「手術の可能性があるからだよ」
「ホジュンジェ、私、空腹待機だって」
ジュンジェは少し笑った。

「わかったから寝ろ」
「私も寝ようとしたの。でも、目をつぶれば
目の中に回るの」

「何が」
 「チャンポンが。それで眠れないの」
スマホを振るシムチョン
 「ホジュンジェ〜」

ジュンジェはすぐさま病院に電話を入れる。患者の状況も良好なので食事を出すように言っている。
しかし医師は、まだダメだ、あなたは医者じゃないだろう。
医師の判断に従うように、と聞き入れない。

「いいですか!食事することだけが楽しみで生きている子なんですよ!
食べられずにメンタルがずたぼろになったら責任とってくれるんですか?」

ジュンジェはたまらずどなりちらした。


翌日はシムチョンに食事が運ばれた。
それをうれしそうに陰で見守っているのはジュンジェだ。

「何をしてるんだ、俺は!」
 だがまたシムチョンをこっそりのぞく。


そこにシムチョンから電話がかかって来た。
「何だよまた」
「ホジュンジェ、私に食事きたよ」
「それでどうしろと?俺は忙しいし食べろ。じゃあな」

そう言ってその場を笑顔で立ち去る。

ナム部長との再会











外を出たところでナム部長が待っていた。
 「ジュンジェ、かっこよくなったな」

2人はベンチに座って話している。
 「何も言わずに引越ししてを連絡もよこさず」
 「すみません、おじさん」

ナム部長は小瓶をジュンジェに手渡した。
 「なんですか?」
 「ゆずの茶、妻が作ったこのゆず茶が好きだったろ?風邪ひかないように飲め」

子供の時の思い出が蘇る。

ゆず茶を入れてくれたおじさん。
 「ずっと泣いてると喉痛めるぞ」
 「お母さんを連れてきてください」
 「おじさんにそれはできない、ごめんね。でもここでジュンジェのこと守ってやるから」
 「おじさんは何ですか?」
 「ジュンジェの友達だろ?」
 「全部いらない、お母さんはどこ?」

部屋にきて怪我を直してくれるおじさん。
「この家から出て行きます」
「お父さんはどうするの?」
「お父さんにはおじさんがいます。俺が出てお母さんを探します。、いい家を買って二人で住みます。だからおじさんはお父さんといてください」


ふと我に帰りジュンジェはまた話す。
「おじさんは約束をまもってくれたのに俺はできませんでした」
「お父さんはお前のことを探しているぞ。色々と整理したいようだ」
「その整理というやつから、俺は抜いてください、もう行きます」
「家族同士だろ?嫌いとも言えず会いたいとも言えず、それでも家族なんだよ。お父さんもそうなんだ。そしてとても老けたんだ」
「これはいただきます。気をつけて帰ってください」

ナム部長からゆず茶の包みをもらいジュンジェは立ち去った。


その様子を木陰からマデヨンが見ている。


病室のシムチョンとおばさん、ドラマを見る





ドラマを見ているおばさんのみかんをつまみながら、話を聞くシムチョン。

初めて見るんじゃないから、とドラマの内容を次々と先に話すおばさんに、シムチョンはただただ驚くばかり。

「ほら、水を浴びるわよ。あのテーブルの水よ。飲むためのものじゃなくて、金を受け取らなければ水浴びになるって決まってるの」
「そうなの?」
「水浴びたらだめなのよ、誰だってだめなのよ」
「何で金を?」
「息子はやらんっていうことよ。家族には迎え入れることはできないってことさ」
「家族ってなんですか?」
「ここを見てごらん、みんな家族の世話になってるよ」

ここで看病している人たちは皆家族だと言うのね。
家族はまるでたい焼きみたいに暖かくて甘いみたいだわ、とシムチョンは思った。


シアとナムドゥ





「おかしいだろ?今回の事故はあんな風に回復できるものではなさそうだ」
「何?ゾンビなの?そんな女にかまれたわ!」
「予防注射を打ってもらえ」
「それでなぜジュンジェが保護者なのよ」
「思い出せない記憶のことと、あと正体が気になるからじゃないのか?」
「あんな貧乏人、物乞いと同じだって見たらわかるじゃない!」

副院長とシムチョン







その頃、シムチョンは車椅子に乗り退屈を紛らわせていたが、目の前の光景に疑問を持った。

医療過誤を訴える女性が立っている。
それを見たえらい人が警備員を叱りつけている。娘さんを突然亡くし気の毒だと言う警備員を蹴りつけてさっさと片付けろと言い放つ病院の副院長。「お前、飯が食えないようにしてやろうか」とのセリフが聞こえた時。

我慢できず、シムチョンは院長を足蹴りしてしまう。
「あのおじさんを禁食にする気なの!空腹は怖いのよ!」

副院長室に連れて行かれるシムチョン。ギブアンドテイク、あのおじさんを蹴ったら私も蹴ってやっただけ」
「狂ったか?」
「そうみたいです」
「豆ごはん食わしてやるからな(牢屋にいれてやるという意味)」

この言葉を聞いてひそひそ話をするシムチョン

「なんて?(副院長)」
 「豆ごはんはおいしいのか?って聞いています」

 記憶を消しましょうか





シムチョンと女性が話している。

「いい子で、私を手伝うために修学旅行にもいかない子です。簡単な手術だったはずなのに、起きれないようになると知ってたら
全部してやるべきだった。修学旅行も
たくさん遊びも。してやれなかった分だけ思い出して悲しくて」

「私は人の記憶を消すことができます。望むなら消してあげましょうか。娘さんののこと思い出さなくなれば悲しくないでしょ?そうしてあげます」

母は娘との思い出を浮かべる。

「学校行ってきます」

「傘は持った?」

「宿題やった?」

「手術が終わったら二人で遊びにいこうね」等々。

「どうしますか?」
「いいえ、いくら辛くても死ぬまで記憶は持って行きます」
 「なぜですか?」
「辛くても愛することはできるからです。
 娘のことを思い出せなくて愛せなくなるより、心が痛くても記憶があって愛してやる方がいいから」

ある計画






ビデオを見ながら話している3人。

「随分遠くへ飛んだなぁ〜」
「骨も折れたってさ」
「そうだな、シムチョンのミラクルか?」
「それでシムチョンを訴えるって言ってたけど」
「どうしろと?」
「それにさ、骨を折ったっていう子があんな風に蹴飛ばすなんでおかしいだろ?」

「でも殴られてもしかたないだろ。この人」
「シムチョンのことはともかくさ、こいつは許さん、マナーがなってないよ」

 理事長の息子が10年ぶりにハワイから戻るから、それで副院長を騙す計画を立てる3人。


「息子がもう空港にへ着いたといってるぞ」
理事長からの電話に慌てる副院長。




















理事長の息子の姿に変装したジュンジェ登場。
「ウイリアムさん、ようこそ」
副院長は慌てて迎えに出てきてぺこぺこしている。

父に電話をかけるが自分のはバッテリー切れだ、と言い副院長の電話を借りる。

ジュンジェは一瞬で持っていた携帯とすり替えてテオに渡す。

「お父さん?俺ついたよ?2時間も空港で待ったよ。それからタクシーに乗ったんだ。
あ?首にするのはいいってば〜」

テオは携帯を使って副院長室に侵入。
メールを抜き出しいろいろな情報を得ていく。

ナムドゥは本物のウィリアムと病院まで
ドライブするが、ナビが更新されてないとわざと遠回り。


院内を紹介してもらい、ジュンジェは時間を稼いでいた。

「こちらが最新式の〜」
「匂う」
「あの、消毒薬みたいですね?」
「あああ!いいや、副委員長からですね、ああ、口からへんなにおいが〜」
慌てて口をつぐむ副院長に、
「どう言うことでしょう?口を黙っても臭いますね。もう何も言わないで黙ってて」
と言うジュンジェ。






そして部屋に戻る皆。

「理事長の息子じゃないだろ」
「ここからでしたね、匂い。横領、賄賂。あ、これは奥様が知ったら大変なやつだし、こっちはゴルフで100万?」

 「何を望んでいるんですか?」
 「これら記者たちにばらそうかな。あいつ手が震えるからな」

 「金で解決しますか」
 「いいや、金はやめておきましょう。いいことをやったらどうでしょう。蹴りを入れた女
勘弁してやって」
 「はい、痛くもありませんでしたし、いいですよ」
 「それから…」

 そして副院長が蹴っていた警備員に謝り、娘の医療事故を起こされた母親に謝る姿を遠くから見守るジュンジェとテオだった。

シムチョンの退院

















病室のシムチョンが部屋のおばさんと話している。
「病院はいいですね、食事も美味しく寒くもないし」
その時医者が退院しろとやってきた。

「シムチョンさんですね、もう退院していいですよ」
「退院?」
「戻ってもいいですよ」
「戻る?」
「家にです」
困惑するシムチョン。

「食事の食べすぎかな、食べなかったらここにいられますか?」
「いいえ」
「どうしよう、家がない、戻るところがないのに」

すると横からジュンジェが声をかけた。
 「家に帰ろう!」

 いつの間にかそばに佇み微笑みながらそういうジュンジェ。
 「戻ろう」
 「いいわ!」
シムチョンは走ってジュンジェのところに行く。

「おいおい!」
医師を見て「こいつ走ってもいいんですか?」

「はい、検査上問題ありませんマラソンをしてもいいです」
「そんなことができますか?」

「おそらくERで手違いがあったみたいです、滅多にないことなのですが。写真が入れ替わったのかもしれません。申し訳ありませんでした」

「大丈夫か?帰ろう」
車に乗るシムチョンを、あの女性が見送ってくれた。

 初雪を見たい









「ホジュンジェ、初雪はいつ?」
「それは一年に一度だからな、今年はもう終わった」

「ならもう初雪は見れないのね」
「何で?来年どこかいくのか?どこに?」

それには答えず、
「ホジュンジェ、人は痛くても悲しくても
記憶残したいの?」
「何?」
「食事もできず眠れないくらいなのにそれでも覚えておきたいって、何だろう」

またもジュンジェの頭に浜辺で目覚めた時のあの声が。
『サランへ』

「今何を考えてるんだ?俺?」
「うん?」
「何でもない」


「初雪見たいか?ソウルのは終わったけどまだ終わってないとこはあるぞ、行きたいか?」
「うん」
「一緒に行ってみるか?」
「行くわ」
「OK」

 ナムドゥ何を?




ナムドゥはその頃病院で手続きしている。
診療の記録を取り寄せるための同意書と委任状を渡している。

息子に会いたいイルジュン







「会長、ジュンジェに会いました」
「そうか」
「まだ時間がいるみたいです。また会って説得してみます」

それをまた盗聴してるソヒがいる。

 「会わせてくれ、言いたいことがいっぱいなんだ」
「わかりました、会長」

しかしふとした瞬間にナム部長は盗聴機を見つけてしまった。ネクタイの一件を思い出し、ソヒが盗聴してることを知ってしまったその時。

マデヨンが窓を叩いて話しかけてきた。
手にドライバーを持っている・・・

初雪がいっぱい
















スキー場に来た2人。

シムチョンが、ここは初雪がいっぱいだと喜ぶ。
 「初雪がいっぱい降ってたとこ探すの大変だったぞ」と言いながら嬉しそうなジュンジェ。
 「ありがとう、ホジュンジェ」

ジュンジェはスキーウエアに着替えたシムチョンをみて思わず見とれる。

横を行く男たちも、シムチョンを見ている。


「ここではこういうのをはかないと」と、ジュンジェはスキーブーツを履かせてあげている時、スペインのデパートで靴を履かせてやった映像がフラッシュバックした。

 この場面どこかでみたことあるような
デジャブかな…

























スキー場でゲレンデを滑る二人

ジュンジェが滑り方を教えている。
「止まるときは…!」
 説明を聞かずにシムチョンが先に滑り降りてしまった。

シムチョンは、あまりの早さに叫んでいる。「どうやったらとまるの〜〜!!!!」
止まる方法も知らない。

「A字だよ!A字!!!!」
「A字ってなによ---きゃ---」
「ホ・ジュン・ジェ------」

ジュンジェがゲレンデを滑り降りシムチョンの先回りをして、向かい合って立つ。
板を脱いで両手を広げてシムチョンを抱きしめる体制をとる。

 「どいて、どいて、どいて〜」叫ぶシムチョン。

しかしジュンジェはどかずシムチョンを全身で受け止めた。

ぶつかり雪の中を転がるふたり。

しかし2人は笑顔だ。
声を出して笑っている。

「俺が今助けたって知ってる?」
「知ってるわ」

「じゃ、一つだけ俺に言われたとおりにしろ」
「何?」
「そのさ、俺、確認したくてさ」
「うん」
「お前、この言葉言ってみろよ」
「何?」

 一瞬ためらうジュンジェ。
そしてつぶやく。

「サランへ・・・・・」

愛してる。

あのいつも心に響く女性の声は…。



エピローグ














ヒチョルがお詫びを言うために、入院中のシムチョンを訪ねて来た。

2人の座るテープルに2つの水の入ったコップ。
シムチョンの目が点になる。

具合はどうか、とても驚きました、そして、ジュンジェは僕の弟です、家族です。と言うヒチョルを見つめて、シムチョンはこれはさっきドラマで見たシーンだと思った。

水が気になる。
思わずヒチョルの水を一気飲み。
するとあろうことか、ウエイトレスがまた水を継ぎ足してしまった!

色々とご迷惑おかけして、と、お金の入った紙袋を取り出すヒチョル。

見るや否や奪い取るシムチョン。
ヒチョルはびっくりしている。
「手が早いんですね…」。
治療費もご心配なく、と話すうちにもまた、ヒチョルの水を一気飲みするシムチョン。

ヒチョルは驚いて、睨んで来たシムチョンに尋ねる。
「どうしてそんな顔で僕を見るんですか?」
シムチョンは答える。

「私水をかぶるのは嫌なの。お金を貰えば水はかぶらなくていいのよね。でも、覚えておいてね、私、ホジュンジェとは別れませんから!」
「え?」

「ホジュンジェは家族なの、ホジュンジェを愛してるの。そう言うことだから」
車椅子のままスルスル〜〜っと走り去るシムチョン。

「も、もちろん分かりましたよ、あっ、ま、待って〜」
振り返らずシムチョンは行ってしまった。


7話に続く。

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